終わりの会質の向上作戦

2020年1月22日 17時33分

3年生が、本日からある試みを行っています。

終わりの会前の10分間は、「帰る準備をする時間」と言っているのですが、終わりの会直前まで遊ぶ生徒がいるという現状がありました。そういう生徒が多いと、チャイム後行う「黙想」がいい加減になり、1日を振り返る大事な時間の質が下がってしまいます。

本日から3年生が行っているのは、6校時後の休み時間の間に、カバンに道具をしまって足元に置く。そして、黙想に向けて静かに過ごす、という取組です。

今までは、終わりの会前の休み時間の間にカバンに道具をしまい、そのカバンを再びロッカーに入れるようにしていました。多くの生徒はそうするのですが、それをせずに遊ぶ生徒も少なからずいました。道具を入れたカバンを足元に置かせることによって、その行動をクラスの生徒全員ができたかどうかを学級担任は確認することができます。何より、「さようなら」の後、すぐに帰ることができるというメリットがあります。

効率化と生徒の落ち着きの両立を目指した取り組みです。初日の今日は見違えるほどの良い態度で終わりの会を始めることができました。継続して、この方法が良いということであれば、他の学年にも広げていきたいと思います。