ピンポン水族館 ~「日々の管理」編~ その5
2020年6月3日 06時00分ピンポン水族館では、キンギョが元気に過ごせるよう日々管理を行っています。
主な管理は以下の5つになります。
(1) エサやり
(2) 水槽の管理
(3) 水換えと掃除
(4) 健康チェック
(5) 病気への対処
(3)「水換えと掃除」のポイント!その2
「水槽の命」である、ろ過装置について説明します。
ろ過装置の役割は、キンギョのフンや尿などの汚れを取り除き、水槽内の水をきれいにすることです。
ろ過装置の種類には、上部フィルター、外部フィルター、底面フィルター、投げ込み式フィルターなどがあります。
ピンポン水族館では、投げ込み式フィルターを使っています。
ろ材で、ゴミやフンやエサの食べ残しを除去します。「物理ろ過」といいます。
キンギョはフンや尿として、アンモニアを排泄します。
アンモニアはキンギョにとっては、猛毒になります。
そのアンモニアを弱い毒に分解してくれるのが、「バクテリア」の役目になります。
これを「生物ろ過」と言います。
バクテリアは、ろ過装置内にあるろ材に繁殖しています。
バクテリアは万能ではありません。
アンモニアを弱い毒に分解できますが、すべてを除去することはできません。
そこで、必要になるのが「水換え」です。
生徒のみなさんの愛情が、キンギョの住みやすい環境をつくります。