「愛媛県自転車の安全な利用の促進に関する条例」の一部改正→自転車保険加入の義務化
2020年2月12日 18時41分学校だより「城東ドリーム」でもお知らせしましたが、自転車保険加入に関する条例が改正されましたので、お知らせします。
下の文章は、1月に宇和島市教育委員会から学校に届いたものです。
今回の改正は、自転車運転者の責任による交通事故が発生した際の加害者の賠償責任の補償を図るとともに、被害者の経済的救済を図ることを目的とするもので、自転車を利用する者は自転車保険等に加入することが義務化され、保護者は、監護する未成年者による自転車の利用に対して自転車保険等に加入することが義務化されました。
条例の施行は令和2年4月1日からですが、趣旨を御理解いただき、これまで以上に被害者にも加害者にもならないように事故の防止に努めていただきますようお願いします。
本校としましても、この条例改正にあわせて自転車通学生においては、令和2年4月から、自転車保険に加入することを条件に自転車通学を認めるようにいたします。
下は入学時に自転車通学生に提出してもらったものです。
1,2年生の自転車通学生に対して3月に改めて配付し、4月に自転車保険に加入しているかを確認させていただく予定です。自転車保険に加入していない御家庭におきましては、加入の準備をしていただきますようにお願いします。
なお、上の改正事項にある通り、自転車通学生以外についてもお子さんが自転車に乗る場合は、自転車保険に加入させる義務がありますので、この機会に自転車保険への加入をお願いします。
全国的に見て、自転車が加害者になる事故が増えています。ヘルメットの着用で自分の身をある程度守ることはできますが、加害者となった場合相手に多大な被害をもたらすことがあります。中・高生が運転する自転車による事故でも、数千万~1億円を超える損害賠償を請求される事例もあるようです。街中ではスマホの画面を見ながら運転している人やイヤホンで音楽を聴きながら周りの状況を十分察知できない状態で運転している人を見かけます。日頃の自転車の運転を見直す機会にもしていただければと思います。