夕焼けに不思議な雲
2019年12月13日 17時56分17:00の下校時刻のことです。野球部員が声を掛けてくれました。
「先生、あれ見てください。」
空には、段々状の雲がありました。
「あれ、地震雲でしょ。」
調べました。あれは、「波状雲」とよばれる雲だそうです。
「地震雲」も調べました。
『「雲を見て地震の影響を判断するのは不可能」 気象庁研究官が「地震雲」について『Twitter』で注意喚起』
という記事がありました。
『大きな地震が起こる度に「地震雲」が不安という声を聞きますが,雲は地震の前兆にはなりません.巷で「地震雲」と呼ばれる雲は全て気象学で説明できる子たちで,雲の状態を見て地震の影響を判断するのは不可能です.雲は愛でつつ,地震には日頃から備えましょう.』
とにかく、「気象現象と地震(地殻)現象が結びつくわけがない」ということです。
インターネットから得られる情報や身の回りの噂は、根拠のないものも多いということを知らされる出来事でした。
野球部員のみなさんの、身のまわりの自然の様子を敏感に受け取る感覚は、すばらしいと思いました。野球の練習や試合でも、いろいろなことに「気付く」習慣が身に付いているのでしょう。