防災意識向上週間 3日目
2019年11月14日 18時08分今日はEタイムがありませんでしたので、生徒のみなさんへ防災意識を向上させる呼び掛けができませんでした。家族で防災について話し合うきっかけにしてほしいと思い、この2日間のクイズの答えと解説を載せさせていただきます。
11月12日(火)実施分
①番。城東中学校の海抜は、2mです。たった2mですので、津波が来たら確実に城東中学校は被害を受けると考えてください。
②番。城東中学校の校舎の屋上は、17.6mです。津波が来たとき、校外の津波避難場所に逃げるのが基本ですが、場合によっては校舎の屋上に避難することも一つの方法です。ただし、津波避難ビルになっているので、地域のみなさんが避難することも考えられます。
③番。南海トラフ地震が起きたとき、宇和島市にやってくる想定される津波の最大の高さは、約10mです。宇和島城周辺は、埋め立て地の場所が多く、海抜も低いです。とにかくより高い場所に避難することが大切です。
④番。南海トラフ地震が起こって、宇和島市に津波が到着するまでは、約30分です。実際に起こった場合も、焦ることなく落ち着いて行動すれば大丈夫です。どんな場合でも、とにかく高い位置を目指して避難できるように心構えをしておきましょう。
⑤番。南海トラフ地震が起こった場合、愛媛県の被害想定の死者は、約12,000人です。特に宇和海に面した南予地域の被害が大きいとされています。私たちの意識を高めれば、この数を減らすことは可能です。みんなで被害を減らす意識の高さを持ちましょう。
11月13日(水)実施分
①番。大津波警報が出るのは、3m以上の津波が到達すると予想されたときです。3m以上ということで、5mや10mの場合もあります。安全な高さの場所に避難することが必要です。
②番。城東中学校から、スシローの上の浅田組資材置き場まで、約25分で到着します。これは、先週私たちで歩いてみました。普通に歩いて5分後に業務スーパー、10分後にしんばし、15分後にマックハウスまで歩くことができました。信号で待って坂を上がるとだいたい20分でした。列になって歩くと、少し遅くなるので、25分ぐらいで着くと思います。でも、災害が起こったときには、電信柱が倒れているなどの事態が考えられます。どんな場合でも落ち着いて行動することが大事だと思います。
③番。地震が発生して城東中学校の裏門から避難した場合の、想定される危険は3つすべてです。裏門から出た方が距離は短いのですが、地震の後は正門から出た方が安全です。
④番。家にいる時に南海トラフ地震が起こって大津波警報が出る中避難する場合、してはいけないのは車での避難です。東日本大震災の時には、多くの人が車で避難し渋滞に巻き込まれて津波に飲み込まれる人がたくさんいました。徒歩で避難するのがより良い方法です。住んでいる場所、被害の状況によっては、家にいるのが安全な場合があります。祝森や青葉台に住んでいる人は、津波の被害は考えられませんが、大きな地震のときにどのように避難するか、家の人と相談しておいてください。
⑤番。南海トラフ地震が起こった場合、日本の被害想定の死者は、約32万人です。災害の多い国に住んでいるという自覚をもって生活しましょう。
明日のEタイムは、生徒のみなさんに「防災意識チェック」をしてもらおうと思います。自分の防災に対する意識が高いかどうかを確認してもらおうと思います。