0630 ハーフタイムの日

2021年6月30日 12時38分

 今日はちょうど一年の折り返しの日。学校などの暦は四月始まりですが、お正月から数えると、ちょうど半年になります。スポーツではないのですが、丁度後半に備える作戦タイムにはちょうど良いのではないかと思いご紹介してみます。

 昨日参加した愛南町の研修会で、算数(小学6年生)の授業の様子を見せていただきました。児童の意欲が傍目に見ても十分伝わる授業でした。授業のテーマは、「陸上大会(ソフトボール投げ)に出場する選手を自分で選ぶとしたら、誰を選ぶか?」というもの。練習時の記録をもとに選手選抜を行ったのですが、大変興味深いものでした。(いつか内容をご紹介します。)興味深い、その根拠は「授業にストーリーがある、自分の結論を説明することが中心、多様な意見が出て答えは一つでない」などが挙げられるでしょうか。しかも、ほぼ全員がパソコン(一人一台端末)を自在に扱っていました…。

 宇和島でも、今年の1月に一人一台端末が配備されて、約半年がたちます(実際は1月末でしたが…)。生徒たちも学校や家庭で、扱いにかなり習熟してきた様子がうかがえます。一方、中には本来の目的に反する利用方法や扱いの粗雑さが心配されることもあります。今や欠かせない学習ツールです。ルールを守り、学年を超えて大切に使いたいものです。

 今日本校でも、興味深い(生徒が生き生きと活動している場面)に出くわしました。2年生の社会科の授業。「江戸時代の身分とくらし」を理解するのに、ネットで調べた資料から各々の身分の特徴を「絵で表現する」というもの。一人一人が、食い入るように資料に見入り、ノートに写していました。その後の展開を見届けられませんでしたが、このような活用もできるタブレット。大切に、そしてルールを守って使いたいものです。