0526 授業で伸びるということ

2021年5月26日 11時54分

 毎日の授業の様子を、廊下から「それとなく」見せてもらっています。

 数学科であったり、家庭科であったり、道徳科であったり。時には、授業者の説明の妙に、「なるほど!」と思わず立ち止まり聞き入ることがあります。また、道徳科においては、「それもありか!」と生徒の意見に心で拍手をすることも。コロナ下が定着しつつある現在、学習活動に一定の配慮は必要です。しかし、全体として生徒たちが前向きに取り組んでくれていることを有難いと感じています。

  さて、ここからは「さらに」の部分です。

  〇 先生や友人の話を聞く(聴く)ときは、心と体の準備ができ、集中している。 

 学級で授業中の「姿勢」について先生に指導を受けるのは、体のより良い成長への配慮もありますが、相手に伝わる構えを示す(当然「聞く(聴く)注意力は高まる)という意味も大きいのです。授業中、最も多い時間。それは教室においては「聞く・聴く」という時間です。この点ひとつが改善できれば、誰においてもさらに伸びる可能性は大です。 

 また授業に関わらず、①「先生の説明で、○○の部分が分からなかった」②「予習しているけど、どうまとめていいか分からない」③「友人は簡単にできる計算が、私には時間がかかる」など、日々授業や勉強についての悩みは尽きません。

 ①の人は、授業中にすぐに質問しよう。②の人は、個人的に質問してみよう。③の人は、練習不足以外に理由があるかも。やはり先生に聞いてみて欲しい。 

 わからないことを聞く、聴くことは恥ずかしいことではありません。逆に、「聞く・聴く」姿勢が身に付けば、将来の「宝」になります。学んでほしいのは、その姿勢です。                【文責 西田】