第3回学校運営協議会
2019年10月2日 20時03分本日、第3回学校運営協議会が行われました。学校と地域が繋がり、協力し合う、「コミュニティ・スクール」の話合いです。
今日は、1学期末に生徒・保護者・教員のアンケートをまとめた「学校評価」をもとに、より良い学校や地域にするには、どうすればよいかについて話合いました。
学校評価から読み取れる城東中学校の課題には、
○家庭学習が十分ではない。
○生徒の自己肯定感が低い。
などがあります。
これらの課題に対して、SWOT(スウォート)分析をして、改善策のアイデアを出し合いました。
①強味(S:ストレングス)
・生徒数が多く、活気がある。
・部活動が熱心である。
・ボランティア活動にたくさんの生徒が参加するようになった。
・学校運営協議会を重ねるごとに、学校に地域の情報が入るようになり、地域の行事に参加する生徒が多くなった。
・城東中学校出身の保護者が多く、「我が子のために」「母校のために」と、とても協力的である。
②弱み(W:ウィークネセズ)
・部活動など忙しく、生徒にゆとりがないのでは。
・時間がなくて、地域の行事に参加できない生徒がいるのでは。
・個人主義的な考えの生徒が増えてきているのでは。
③機会(O:オポチュニティーズ)
・「ボランティア」を合言葉に、地域の行事に参加する機会が増えた。
・もっと中学生に地域の祭りに参加してもらって、地域の大人や小学生らと交流し、世代をつなぐ場にしたい。
・地域にはいろいろな職業の方がいるので、うまくマッチングして中学生に地域の産業の良さに触れさせたい。
④脅威(T:トリーツ)
・少子化・核家族化により、地域とのつながりが薄れつつある。
・地域の結びつきが弱くなると、防災の力が弱くなる。
話合いの中で、学校評価に現れない城東中学校の良さが見えてきましたが、さらなる課題も明らかになってきました。今後も互いに知恵を出しながら、より良い学校・地域にしていきたいと思います。