0915 令和3年度体育祭を振り返って

2021年9月16日 13時24分

 「0823 処暑の候」において今年度の体育祭の在り方についてお伝えしました。そこで、今回総括として御報告したいと思います。まず、来賓及び保護者の皆様をお迎えできずに開催したにもかかわらず、趣旨を御理解いただき、すべての関係者の方々に御協力いただいたことを改めて感謝申し上げます。また、体育祭の「実際」については、すでに学校(学級)発信の各通信、ユーチューブによる動画・映像配信を行っているところですが、適切な情報管理については、御理解・御協力ください。 

 保護者・地域の方々への感謝の気持ちを込め、令和3年度体育祭を次のように総括したいと思います。

 以下、「〇今年度の対応 ➣ 〇成果」として整理しています。

 

 ① 感染防止対策を徹底するために、体育祭の練習・競技・演技内容を見直しました。

   (競技時間短縮、多くの競技等で、接触機会を減らすために軍手を着用するなど)

 ② 3年生を中心とした生徒リーダー育成のため、応援練習に力を入れました。

   (熱中症予防に重点を置きつつ、マスク着用やソーシャルディスタンスに配慮)

 ③ ゴールテープからゴール幕への変更など、リスク管理に徹した運営を行いました。

   (安全・公正を目的とした団体種目の競技具作製や審判員等の指導・運営など)

 

その結果・・・

 ❶ 練習・準備期間中、熱中症や怪我で練習を中断する状況はありませんでした。

   (見学者もごく一部に見られたが、体調不良を訴える生徒が圧倒的に少数に)

 ❷ ルールを共有し、教員・生徒リーダーが適切な指導・支援を行うことができました。

   (教員が常に練習に立ち会う中で、生徒のリーダーシップは日に日に増し、頼もしく!)

 ❸ 体育祭の思い出、学んだことを語る声に成長の跡が…。《3年生の一部を紹介》

  ・ 中学3年間で一番思い出に残る体育祭になりました。総合優勝を勝ち取ることはできなかったけど、

   みんなで一致団結してバカになれて、とても良い経験でした。応援の途中の記憶がなくなるくらい夢中で

   頑張りました。

  ・ 今年は無観客でしたが、体育祭を行うことができました。短距離走やリレー、学年種目が盛り上がり、

   保護者や地域の方がいなくてもこんなにも盛り上がれるのだなと思いました。

   最後の体育祭を楽しく笑顔で終えることができてよかったです。

  ・ 今年の体育祭は良かったです。みんなが楽しく、頑張って考えたり練習したりするところを見て、

   すごいと思いました。次の体育祭は後輩に頑張って欲しいです。

 

  ◎ コロナ禍で制限がある中、生徒たちはできることを考え、最善を尽くすという道を探ったように思われます。

   このことは、学校教育目標「自らの力を育み、主体的に判断し行動する 心豊かでたくましい生徒」につながる

   大きな成果であったと考えています。目指す生徒像の一つ「互いの良さを認め合う」良い機会になりました。

   《文責:西田》